最近はコロナの影響で対面での会議を行う機会が減ってきています。
安いマイクを使うと、全員の声をしっかり収音できなかったり、音質が悪く聞き取れない場合があります。
仕事で使うスピーカーほど、音質や収音範囲が優れているものを使うべきです。
遠隔でのWeb会議でYAMAHAのマイク・スピーカーを使ってみたので音質や使いやすさなどレビューします。
YVC-330
YAMAHAが販売しているマイク・スピーカーです。
複数人同士での会議時に使用することを推奨されています。
YAMAHAのマイク・スピーカーということも有り、収音性能やスピーカーの品質はかなり良いです。
また、電源はPCとのUSB接続だけで使えるので、取り回しやすい製品でした。
製品情報 | |
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外部インターフェイス | USB2.0 Bluetooth NFC EXT IN/OUT |
電源 | USBバスパワー AC電源(別売り) |
寸法 | 235(W) × 46(H) × 226(D) mm |
対応OS | Windows 10、8.1、7(32bit/64bit) macOS 10.14、 10.13、 10.12 |
付属品 | USBケーブル(3m) |
収音範囲 | スタンダードモード:推奨1.5m 以内/最大3m(360°)、SoundCapモード:1m 以内 |
使用状況
遠隔地で対面で会議することが難しく、コロナの影響もあってWeb会議の機会が増えました。
4人-10人でのWeb会議で使用し、どちらも同じ「YVC-330」を使っての会議でした。
10人側も、「YVC-330」1台のみの使用だっため、収音範囲から外れている人の声が聞こえづらいという問題が発生していました。
音質について
音量や音質はかなりいいです。
音量はかなりの大きさまで上げることができ、音量を上げすぎて廊下まで聞こえていた・・・ということもありました。
重要な会議でも十分使うことができます。
相手側の状況によりますが、収音範囲内で話している場合はしっかりと内容まで聞き取ることができます。
収音範囲について

Amazon商品ページより
注意点として収音範囲は守ってください。
推奨は1.5m、最大3mとなっています。
YVC-330を中心に1.5m~3mです。
最大3mとなっていますが、1.5mで使ったほうが良いです。
距離が遠い人ほど、何を言っているかわからない状態になってきます。
部屋が広い場合は2台を連結させることで範囲を広げることができるので、部屋によっては連結させるのがオススメです。
5人程度で使用する場合
5人程度で使用する場合は、1.5mの範囲に全員入ります。
これ一台で十分快適に使うことができます。
10人程度で使用する場合
[su_label type=”important”]注意[/su_label]
YVC-330周辺の人の声はしっかり聞こえますが、範囲から外れると聞こえなくなります。
何か言っているというのは分かりますが、内容が全くわからない状態です・・・
数回、もう一度言ってもらうようにお願いされることになるので、広い会議室で使う場合は2台を連結させて使用したほうが良いです。
偉い人がなにか言ってるけど分からない状態になると非常に気まずいです。
役員の人に3回位もう一度お願いしますと言った時は気まずすぎました。
そうならないためにも、広い部屋で使用する場合は2台連結して使うほうが良いです。
操作感

Amazon商品ページより
YVC-330側で、以下操作ができます。
- 通話
- Bluetooth接続
- ミュート
- ボリューム調整
ミュートとボリューム調整が便利です。
簡単にミュートが切り替えられるので、発言するときだけミュート解除という使い方ができます。
まとめ
会議で発言内容をしっかりと聞き取れる環境にしたい場合は「YVC-330」がオススメです。
USBでPCと接続するだけで使えるので、急な会議でもすぐに準備することができます。
収音範囲から外れると、聞き取りづらくなってしまいます。
広い会議室で使う際は、2台を連結させての使用がオススメです。