【2021年】初心者でも簡単!パーティション管理できるPartition Wizardを紹介

WindowsをインストールしたSSDのパーテションを分けたいと思っていましたが、難しそうなイメージがあり今までやっていませんでした。

今回、初心者でも簡単にパーティションを分けられそうなソフトを見つけたので使ってみたところ、短時間で簡単に設定することができました。

Partition Wizard」を使ってパーティションを分割する方法について解説します。

こんな方にオススメ!
  • ディスクのパーティションを分けたい
  • 初心者でも使いやすいソフトが良い
  • データが入ったディスクも設定したい
  • Cドライブのパーティションを分割したい
目次

初心者でもパーティション設定

パーティションの設定って難しそうなイメージがあります。

のわ

パーティションってパソコンを買った時に設定してもらうんじゃないの?

自分でやったら失敗しそうで怖い

データが保存されているディスクに対して操作を行うので、失敗すると消えてしまいそうで不安でしたが今回使用した「 Partition Wizard 」は初めてでもかなり簡単にパーティションを分けることができました

パソコンを買った時に別料金のオプションとしてパーティション設定をしてもらえますが、自分でやったほうがコストも掛からないのでオススメです。

ショップにパーティション設定を依頼する場合

家電屋さんやBTOショップなどでパーティションの設定を依頼しようと思った場合、手数料が必要になることが多いです。

ショップによりますが、5,000円~8,000円と安くない値段であることも・・・

また、パーティションの設定に対応していないショップもあります。

初心者には難しそうなイメージですが、使うソフトによってはかなり簡単に設定することができます

すでにデータが入った状態のCドライブ(OSがインストールされている)に対しても、問題なくパーティションを作成することができました。

Cドライブを分割した理由

Cドライブには基本的にOSがインストールされています。

今まではCドライブにゲームのインストールもしていましたが、OS用とゲーム用で領域を分けたいと思いCドライブでパーティションを分けることに決めました。

気付かずCドライブが100%になってしまうと、PCが重くなったりWindowsアップデートできないなど問題が発生する可能性があります。

パーティションを分けておくことで、Cドライブの使用量が100%になってしまうことを防ぐことができます。

Partition Wizardとは?

Partition Wizard」は「MiniTool」から販売されているパーティション管理ソフトです。

無料で使うことができますが、企業が制作しているということもありクオリティ高めです。

MiniToolからはパーティション管理ソフト以外にもWindows向けにいろいろなソフトを販売されています。

  • パーティション管理ソフト
  • 動画編集ソフト
  • ディスク管理ソフト
  • バックアップソフト など

ディスク関係のソフトが多いことも安心感が高いです。

画面が見やすく初心者でも使いやすくなっているように感じました。

Partition Wizard の無料版では以下の機能を使うことができます。

無料版で使える機能
  • パーティションの新規作成/削除/フォーマット
  • パーティションを移動/サイズ変更/拡張
  • ファイルシステムのエラー検出と修復
  • FATをNTFSに変換

無料版ということですべての機能を使うことはできませんでしたが、パーティションの設定に関する機能についてはほぼ使用することができたので困ることはありませんでした

OSを他ディスクへ移行したり起動メディアの作成など機能が多い有料版もあるので興味がある方はご確認ください。

ダウンロードからインストール

Partition Wizard の入手方法からインストールまでの流れを解説します。

Partition Wizardの無料版はこちらからダウンロードすることができます。

ダウンロード後「pw1205-free-online.exe」ファイルを実行するとインストールが開始されます。
※バージョンのよってファイル名が変わる可能性があります。

インストールは一般的なアプリケーションと同じような流れとなっているので困ることは特に無いかと思います。

  1. インストール時の言語設定です。日本語に対応しています。
  2. インストールする製品を選択します。
    パーティションの設定だけ行いたい場合は「MiniTool Partition Wizard Free」だけでも問題ありません。
  3. インストール先を設定します。
    特別な理由がなければそのままで問題ありません。
  4. ここでダウンロードを行います。
    インストールで使用した容量は以下です。
    パーティション 176MB
    バックアップ  328MB
    ※バージョンアップ等で変わる可能性があります。
  5. 以上でインストール完了です。

インストール後、Partition Wizard を起動した際ののメイン画面は以下のような内容が表示されます。

複数のディスクを使用している場合はディスク1~○のように表示されます。

パーティションの分割

Partition Wizardを使ってパーティションを分割する方法について解説します。

今回はWindowsOSがインストールされているCドライブを分割しました。

Cドライブの場合は再起動する必要があり、他のディスクよりも時間がかかる可能性があります。

パーティションを分けたいディスクを選択します。

ディスクをクリックすると青っぽくハイライトされるので、分割したいディスクで合っているかよく確認しましょう。

クリックで拡大

分割したいディスクで間違いないことが確認できたら、分割したいディスク上で「右クリック」し「分割」を選ぶか、画面左側のパーティション変更から「パーティション分割」をクリックします。

クリックで拡大

分割を選ぶとパーティションをどう分けるかの設定画面が表示されるので、容量を設定します。

以下2つの方法で設定することができるので、設定しやすいやり方で設定してください。

  • 「<>」のようなマークをドラッグしてパーティションの位置を設定
  • 分割する容量を直接入力する

細かく設定したい場合は値を直接入力するのがオススメです。

今回は値を直接入力にてOSをインストールしているCドライブを「250GB」、それ以外のアプリをインストールする用に「680GB」で設定しました。

すでに使用済みの領域を分けることはできません

不要なデータを保存している場合は事前に削除しておくことで分割しやすくなります。

「OK」をクリックすると最初の画面に戻りますが、設定したパーティション設定に表示が切り替わっています。

クリックで拡大

この状態はまだパーティションの設定作業は完了していません。

間違えた場合は画面左下から取り消しも可能です。

設定した値に間違いがないことを確認することができたら、「適用」をクリックします。

適用をクリックすると以下のポップアップが表示されるので、実行中のアプリケーションを終了させてはい」をクリックします。

動いているアプリケーションが存在して設定できない場合は以下のようなポップアップが表示されます。

設定する対象がCドライブの場合は、Windowsが動いているので再起動させる必要があります。

それ以外のディスクに対して設定する場合は、他になにかアプリケーションが動いていたり、開いていないか確認しましょう。

再起動させると、パーティション分割の作業が続行されます。

再起動した場合は以下のような黒い画面が表示されたのでビックリするかもしれません。

のわ

普段滅多に見ない画面が出てきたからドキドキした・・・

パーティションの設定は1分半ほどで完了しました。

設定の進捗状況はパーセント表示されるので、後どれくらい掛かりそうかの目安はわかります。

Cドライブということもあり、少し時間がかかる可能性がありますが無事分割させることに成功しました。

のわ

無事完了してくれてよかった!

これで管理しやすくなる

設定が終わった後は自動的に起動するので、想定通りにパーティションの設定ができているか確認してください。

クリックで拡大

今回分割したCドライブの他に、新しく「Gドライブ」が追加されていることが確認できました。

Gドライブに問題なくアプリケーションのインストールできることも確認することができたので作業完了です。

Cドライブ以外はもっと簡単

Cドライブの場合はOSがインストールされていることもあり再起動が必要になりましたが、それ以外のディスクを分割する場合はかなり簡単でした。

パーティションの値設定~「適用」を押すところまでは同じ流れですが、アプリケーションが動いていない場合は再起動なども不要で短時間で設定することができます。

データ保存用のHDDでパーティションを分割してみました。

Cドライブでの作業と同じ様にパーティションのサイズを設定します。

設定後OKを押すとホーム画面に戻るため、設定に間違いが無いことを確認後適用をクリックします。

Cドライブでは再起動+黒い画面でのパーティション分割でしたが、再起動不要だったため以下のような画面が表示されて分割されました。

スクリーンショットを取れなかったので結合時の画面

分割自体も10秒ほどで完了しました。

データをあまり保存していないことやインストールしたデータも無かったことも影響しているかとは思いますが、Cドライブと比べるとかなり簡単です。

パーティションを結合

のわ

パーティションを分割したけどやっぱり戻したい

こんな時も簡単にパーティションをもとに戻すことができました。

戻し方についても解説します。

戻したいパーティションを選択し、画面左側の「パーティション結合」または右クリック後「結合」をクリックします。

クリックで拡大

結合する対象の設定画面が表示されるので、はじめに結合したいパーティションを選択し「次へ」をクリックします。

選択後「次へ」をクリックすると結合先のパーティションを選ぶ画面に切り替わるので、結合させたい対象を選択して「完了」をクリックします。

クリックで拡大

この設定画面でも、他のディスクの設定へ切り替えることができます。

誤って他のディスクに設定してしまわないように注意してください。

完了」をクリックすると結合の設定は終わりますが、まだ保留中の状態となります。

分割したときと同様に、適用しないと作業は完了しないので注意が必要です。

分割と同様に、起動中のアプリケーションは停止させておく必要があります。

停止後、適用をクリックすると以下のような画面が表示され結合作業が開始されます。

結合が完了した後はデータが問題なく表示できるか確認しましょう。

ディスク1が一つに結合されました

結合した際に、ディスクのパスが変わる可能性があります

元Dドライブ→Hドライブ

もし「Dドライブの〇〇フォルダに保存」といった設定にしていた場合、保存できなくなったりショートカットを設定していた場合は起動できなくなるなどの問題が発生する可能性があります。

パスが変わった場合は、影響がないかよく確認しましょう。

まとめ

パーティションを分けるのは難しいイメージを持っていましたが、予想以上に簡単で驚きました。

パーティションを分ける際の画面もわかりやすいので、初めて分割する初心者の方でも失敗せずに設定できるかと思います。

パーティションを分けておくことで容量を空けておきたいディスクが満タンになってしまうことを防いだり、インストール先を分けて管理しやすくするなど、いろいろメリットがあるので興味がある方は設定してみてください。

パーティションを分割したいと思っている方の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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