
PCでゲームを始めたけど・・・・
・使わないボタンがあって分かりづらい
・押し間違える
・指が届かない
PCでのゲームに慣れていないとキーボードの操作に手間取ってしまうことがありませんか?
せっかくのゲームも操作しづらいと楽しくありません。
ゲーム用として販売されているゲーミングキーボードもありますが、キー配列自体は普通のキーボードと同じなので快適にはならないでしょう。
この悩みは「左手デバイス」を使うことで解消することができます。
この記事では、左手デバイスのメリット・デメリットについて口コミと合わせて解説しています。
PCで快適にゲームをやりたい人は必見です。
左手デバイスで操作が簡単に!

左手デバイスを使用することで様々なメリットがあります。
- 押しやすい位置にボタンを設定
- 用途(ゲーム・イラストなど)に合わせてそれぞれ設定できる
- ボタンの押し間違いを減らせる
押しやすい位置にボタンを設定できる
キーボード&マウスで操作する場合も以下のような操作方法になると思います
左手・・・キーボード
右手・・・マウス
操作量が少ないゲームであればキーボードでも全く問題なく遊ぶことができますが、操作量が多いゲームになってくると指が届かなかったり押し間違えたりすることが増えてきます。
ゲームによっては数字の「0」や「L」まで操作が設定されていることも・・・

WASDで移動しながら遠くのボタン押すの無理・・・
とっさに押そうと思ってもキーボードを見ずに押すのは難しい!
キーボードでの操作設定は自由にカスタマイズするのが難しく、カスタマイズできたとしてもデフォルト設定のほうがまだマシだったということも結構あります。
左手デバイスであれば、すべてのボタンを自分が押しやすいと感じた場所に設定することができるので圧倒的に操作性が良くなります。

このキーはよく使うから押しやすい位置にして、このキーはたまに使うくらいだからこの辺で・・・

実際に使っていた設定がこんな感じ。VAROLANTやAPEXを遊ぶ時に使っていた設定です。
FPSはCtrlキーやShiftを押しながらWASDで移動することが多く、それが長時間になってくると指が疲れてしまっていたので押しやすい位置に変更しました。
指が全く疲れないのでこれだけでも利用する価値はあります。
用途(ゲーム・イラストなど)に合わせてそれぞれ設定できる

LogicoolやRazerから販売されているゲーミングデバイスは基本的に複数の操作設定を記録することができます。
複数のゲームを遊んでいる場合でも、操作を登録しておくことで簡単に切り替えて使うことができるので設定し直す手間がかかりません。

FPSでもタイトルごとに操作を登録できる!
ゲームごとに設定できることに加えて、イラストツールや動画編集ソフトなどのゲーム以外のアプリでも活用することができます。
アプリに設定されているショートカットを登録しておくことで、メニューからクリックして選んでいた操作をワンタッチでできるようになるので効率がかなり上がります。
ボタンの押し間違いを減らせる

キーボードでゲームを遊ぶ時に困るのが「押したらダメなキー」もあるということです。普段であれば押し間違えても問題ないキーでも、ゲーム中に押し間違えると致命傷になってしまうものも・・・
その一つが「Windowsキー」です。
ほとんどのゲームで「Ctrlキー」や「Altキー」に操作が割り当てられていますが、その隣にあるWindowsキーを間違えて押してしまうとスタートメニューが出てきてしまいゲームの操作ができなくなってしまいます。
FPSなどの対人戦がメインのゲームであれば間違えた瞬間負けが確定してしまうことも・・・
- Windowsキー
- おそうと思った隣のキー
3を押したと思ったら4だった! - Z,X,Cなど普段ゲーム以外でもそこまで触らないキー
左手デバイスであれば不要なキー自体を排除することができるので押し間違いをなくすことができるのでかなり便利です。
左手デバイスのココに注意!

左手デバイスはゲームの操作性を上げてくれる便利なツールですが、デメリットもあります。
実際に使用してみて感じたデメリットを紹介します。
- 用途が限られてる
- 最初は設定を覚えるのが大変
用途が限られている
左手デバイスということで使う用途は限られています。
- ゲーム
- イラストツール
- CAD
など
キーボードであればゲームに飽きてしまっても通常通りPCの操作に使えますが、左手デバイスの場合は使う機会が無くなってしまいます。
あまり遊ぶ予定が無いゲームのために買ってしまうと飽きた時にただの置物になってしまうので注意が必要です。
最初の設定を覚えるのが大変
自分が操作しやすいと思って設定した最強のキーバインドだったとしても、実際にゲームを始めてみると忘れています。自分で設定したのに忘れるわけ無いじゃん!と思うかもしれませんが忘れます・・・
左手デバイスの最大の欠点がどこに何を設定したかを忘れるってことなんだよな
— かのかのこ@ダンガンロンパV3のプレイ感想を呟いていきます (@kano_1ka) June 27, 2021
最初に設定した操作と、実際にプレイした時では意外と押しづらく感じることもあるので何度か修正することもあり最初の設定には時間がかかることも・・・
対人戦がメインのゲームで間違えると、それが負けの原因になってしまうこともあるのでいきなり対戦に行かずしっかり練習しておきましょう。
「忘れる、押し間違える」の対策として、左手デバイスの管理画面をもう一つのモニターに出しておくのも有効です。「どのボタンだっけ?」となってしまった時に隣の画面をチラ見するだけで思い出せます。
キーに設定した操作を貼り付けている人もいるようです。
そういや左手デバイスもG13が廃盤になってからレイザーのやつなんだけど、なかなかよい。
— コノくん🍤 (@kono0n) November 6, 2021
忘れるから割り当ては手書きテープ貼ってるんだけど、最近は、100均に便利なシールがあるらしい🤔
選択解除のシールもうどっか消えたし、左下らへん割ってるのにあんま使ってない😇 pic.twitter.com/Sz75eLJPBk

確かにコレなら間違えない・・・!
キーボードであればいろいろなゲームの操作が似ていることが多いので早めに覚えることができますが、自分で考えた操作の場合は覚えるのに時間がかかってしまいます。複数のゲームに使っていると更に大変です。
キーボードはどのゲームも操作が似てる
キー | 操作内容 |
---|---|
WASD | 移動 |
R | リロード |
Shift | スプリント(ダッシュ) |
Ctrl | しゃがみ |
Space | ジャンプ |
E | 拾う/調べる など |
用途別に左手デバイスを紹介

左手デバイスといえばなんとなくゲームを快適に遊ぶためのデバイスだと思ってしまいますが、用途に合わせていろいろな種類のものが販売されています。
各左手デバイスの特徴や用途について紹介します。
【ゲーム用】Razer Tartarus

今回メインで紹介したゲーム用の左手デバイスです。ゲーム用ということでゲームを快適に遊べるようにデザインされていたり、十字キーが付いていたりするので予想以上に便利です。
ゲーム用の左手デバイスで検索するといろいろなメーカーの商品が出ていますが、現状「Razer」の左手デバイス一択の状態になってしまっています。
その理由として、以前はLogicoolからも「G13」が販売されていましたが生産終了ということで現在はかなり値上がりしています。G13はアナログスティックが付いていたのでFF14などを遊ぶ時にかなり便利でした。
ゲーム用ですが、キー設定可能であることとキーの数が多いことからイラスト作成ツールなどでも十分使えます。
左手デバイスです。液タブで描く時はこれが欠かせません。クリスタ専用状態。型は結構前のですが、丈夫みたいで機能的に問題ないです。 pic.twitter.com/6MnH6URbwm
— Gazou(がぞー)@火星、荒野(Wasteland, Mars) (@GazouMan) November 24, 2021
【クリエイター向け】Tourbox Neo

イラストや動画、音楽を制作するクリエイター向けの左手デバイスです。
ボタンの他にスクロール・回転できるボタンが複数付いているのが特徴です。
イラストツールや動画編集ソフトなど幅広いアプリケーションに対応しています。
tourboxのくるくる🌀
— しほりん(14)☁*° (@siporin_) August 25, 2021
フォトショでもめっちゃ便利だわ…左手でブラシのサイズを微調整しながら右手で描ける…恐ろしや……… pic.twitter.com/xeQMEADhFy
【クリエイター向け】オービタルツー

不思議な形ですが、こちらも左手デバイスの一つです。
スティックだけに見えますが、スティックを倒したり回転させたり、押したりと想像以上に多くの操作を設定することができます。また、右手、左手どちらにも対応しているので左利きの人にも使いやすいです
スティックだけで直感的な操作ができるのが特徴となっています。
この左手デバイス買ったんだけど、ショートカットとか色々設定できてめちゃ便利で楽しい🐤
— 馬鳥R@FF14_Titan (@R45376740) August 21, 2021
まぁ…ちょっと高いけど…_(:3 」∠)_
Orbital2(オービタルツー) pic.twitter.com/gwEM4yBXJn
キーボードは同時入力対応のもので十分

ゲーミングキーボードは入力時の反応速度が早かったりキーを打った時の感触が良いなどが売りとなっていますが、プロゲーマーレベルでない限りはそこまで違いは分かりません。
得られるメリットに対して金額は高額なのでコストパフォーマンスは悪いです。
それなら、同時入力に対応したキーボードと左手デバイスにしたほうが快適にゲームが遊べるかなと思います。
まとめ
左手デバイスについて紹介しました。左手デバイスはキーボードでの操作が苦手な方でも操作を簡単にできるガジェットとしてはかなり便利です。
現状、正式なメーカーから販売されているゲーム用左手デバイスは「Razer」のものだけとなっています。
しっかりしたメーカーの製品を使いたい方は「Razer」の商品を選びましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。