FireHDでメール機能を利用するためには事前に設定が必要です。
メールごとに設定方法が異なり、うまく設定できなかったり設定方法がわからないものもありました。
今回は以下3つのメール設定方法について解説します。
- Gmail
- Outlook
- Yahoo
メールアカウントの追加方法
FireHDでは最初からインストールされている「Eメール」を選択することでメールを利用することができます。

まだメールの設定が終わっていない場合、メールアドレスの入力画面が表示されます。

こちらから各メールアドレスを登録して利用することができるようになります。
複数アドレスの追加も可能
FireHDのメールでは、複数のメールアドレスを追加することができます。
2つ目のメールアドレスからはメニュー画面の「アカウントを追加」を選択することで追加することができます。

FireHDのメール機能は使いやすく、複数のアドレスを使っている場合の切り替えもスムーズなのでオススメです。
Gmailの設定方法
Gmailの設定は簡単です。
ログインするだけで利用することができます。
1.メールアドレスを入力
FireHDで使用したいGmailのメールアドレスを入力します。

アドレス入力後「次へ」をクリックします。
2.Googleのアカウント認証でログイン
パスワードを入力するとGoogleのアカウント認証画面が開かれるので、こちらにパスワードを入力します。

パスワード入力後、以下アクセスを許可することでFireHDでGmailを利用することができます。
- メールの閲覧・作成・送信・削除
- 連絡先の表示・編集・ダウンロード・削除
- カレンダーへのアクセス
ログインが完了したらメールを開くことができるか確認しましょう。
Outlookの設定方法
Outlookの設定方法について解説します。
Outlookではアカウントタイプを選ぶ必要があるので少し難しいかもしれません。
1.メールアドレス・パスワードを入力
Outlookのメールアドレスを入力後、パスワードも同じ画面で入力します。

パスワードまで入力後に「次へ」をクリックするとアカウントタイプの選択画面が表示されます。
2.アカウントタイプの選択

3つのアカウントタイプから選択する必要があります。
POP3
受信トレイのメールを閲覧することができます。
迷惑メールやその他フォルダは閲覧することができません。
IMAP
メールの閲覧状況やフォルダの状況などを同期させつつ閲覧することができます。
Exchange
SMTP/POP3/IMAP4等のメール送受信に加えて、スケジュールやカレンダーも閲覧することができます。
今回は「Exchange」を選択して設定しました。
Exchangeを使用する場合は以下情報を入力する必要があります。
サーバー:outlook.office365.com と入力
ユーザー名:使用するOutlookのメールアドレスを入力
パスワード:設定しているパスワードを入力

ドメインについては入力しなくても問題ありません。
サーバーについてはマイクロソフトの公式サイトに詳細が載っているのでご確認ください。
入力完了後、内容が間違っていなければ「次へ」をクリック後にOutlookのメールを利用することができるようになります。

Yahooメールの設定方法
Yahooメールを利用する場合、メールアドレス・パスワードを入力しても利用できない場合があります。
利用できない時は、Yahooメール側で設定を変更する必要があります。
1.Yahooメールで設定変更
デフォルトの状態ではIMAP/POP/SMTPアクセスの設定を変更する必要があります。
これを変更しておかないと、FireHD側でログインしてもアクセスが拒否されてしまいYahooメールを利用することができません。
Yahoo側での設定は、画面右上の歯車マークから変更できます。

歯車マークをクリックするとポップアップが表示されるので、「便利機能」-「IMAP/POP/SMTPアクセス」を選択します。
初期状態では「Yahoo! JAPAN公式サービスを利用したアクセスのみ有効にする」が選択されており、Yahoo公式サービス以外でYahooメールを利用することができません。
これを有効に変更する必要があります。
「Yahoo! JAPAN公式サービス以外からのアクセスも有効にする」を選択後、以下すべてを有効にします。
- IMAP
- POP
※「受信箱」と「迷惑メール」フォルダーのメールを受信する についてはどちらでも問題ありません。
誤って普通のメールが迷惑メールに振り分けられることもあるため、両方受信がオススメです。 - SMTP

この設定後にFireHD側で設定を行います。
2.FireHD側でログイン
Yahooメール側での設定が終わった後はFireHDのメールからログインします。

パスワードまで入力後、「次へ」をクリックします。
Yahooメール側で正常に設定ができていた場合はメールを確認することができるようになります。
3.同期エラーが表示された場合
Yahooメールログイン後、同期エラーのポップアップが表示される場合があります。

同期エラーが表示された場合以下の機能を利用することができません。
- 連絡先
- カレンダー
このエラーが表示された場合でも、Yahooメールは見ることができます。
同期エラーで表示された、「連絡先」と「カレンダー」については、後から同期の設定をすることができます。

- 設定を選択
- Yahooを選択
- カレンダー・連絡先を同期を選択
カレンダーや連絡先を利用している方は同期の設定をやっておきましょう。
以上で設定は終わりです。
設定したアカウントの削除
FireHDに設定したメールアドレスは後から削除することも可能です。
削除方法について解説します。
削除については「設定」-「削除したいアドレス」-「端末からアカウントを削除」を選択することで」削除できます。

削除を選ぶと確認のポップアップが表示されるため誤って消してしまうことは無いかと思います。
まとめ
今回はFireHDでGmail・Outlook・Yahooメールを利用する方法について解説しました。
- Gmail
- ログインするだけで利用可能
難しい設定は無し - Outlook
- POP3・IMAP・Exchangeから選んで設定する必要あり
- Yahooメール
- Yahooメール側で事前に設定を変更する必要あり
利用するメールによって設定方法が異なります。
設定できればまとめて管理することができて便利なのでぜひ利用してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。