千年戦争アイギスは本格的なタワーディフェンスでかなり面白いですが、動作が遅くなったり画面の切り替わりに時間がかかることがあります。
実はこの重い状態は設定を変更することでかなり改善することができます。
私も切り替わりに時間がかかるな~と思うことが多々ありましたが、設定を変更することでかなり快適になったのでその方法を紹介します。
変更自体は数分で終わります。
通常通り千年戦争アイギスを起動する
「DMM GAME PLAYER」からいつもどおり起動します。
この時点では設定は不要です。
千年戦争アイギスを起動すると「BlueStacks」というアプリケーションが起動します。
緑色っぽいアイコンのアプリです。
このアプリの設定を変更することで動作が軽くなる場合があります。
設定方法
画面右下にある歯車をクリックします。
歯車をクリックすると、「環境設定」のウィンドウが開かれます。

ここの「エンジン」タブ内で設定を行います。
パフォーマンス

CPUは処理速度、RAMは動作の安定性に繋がります。
ここは使っているPCのスペックに合わせて設定する必要があります。
スペックに余裕がある場合は、どちらも「高」を選んでおいて問題ありません。
グラフィックエンジン
グラフィックエンジンは「互換性」と「パフォーマンス」を選ぶことができます。

PCスペックに余裕がない場合はパフォーマンスを選ぶ必要がありますが、アイギス自体そこまで負荷も高くないので互換性で大丈夫かと思います。
グラフィックレンダラー
DirectXとOpenGLから選べます。
WindowsPCを使用している場合はDirectXで大丈夫です。

DirectXはゲーム関係がスムーズに動くようになっているので、なにか理由がない場合はDirectXを選んでおきましょう。
OpenGLは、WindowsやLinux、MacOSなどで使用できるグラフィックレンダラーとなっています。
ゲーム以外にも、CADなどでも使われています。
WindowsOS以外を使用している場合はDirectXで問題ありません。
GPU設定
PCにNDIVIA製のグラフィックボードを搭載している場合のみチェックを入れることができます。
NDIVIAのグラフィックボードを使用している場合はチェックを入れておきましょう。
ASTCテクスチャ(ベータ)
ここの設定を変えたことで動作がかなりスムーズになりました。
ASTCテクスチャとは?
3Dグラフィックにおいて、テクスチャはオブジェクトの表面描写です。
テクスチャは、色や明るさなどの2次元の品質に加えて、オブジェクトの透明度や反射率などの3次元プロパティでエンコードされます。 テクスチャが定義されると、3次元オブジェクトの周りを覆うことが可能となります。これはテクスチャマッピングと呼ばれます。
明確に定義されたテクスチャは、リアルな3D画像の描写において非常に重要となりますが、同時に、多くのメモリも必要となります。ゲームのプレイ時、高解像度のテクスチャはグラフィックスの向上と没入型のゲーム体験を実現します。
高解像度のテクスチャは、高いグラフィックス処理機能と多くのメモリ割り当てによって可能となります。
Adaptive Scalable Texture Compression(ASTC)の開発の目的としては、データサイズ、メモリフットプリント、読み込み時間を削減しながら、特定のテクスチャに高い視覚的品質を提供し、ゲームのパフォーマンスを向上させることです。
BlueStacksサイトより
”データサイズ、メモリフットプリント、読み込み時間を削減しながら、特定のテクスチャに高い視覚的品質を提供し、ゲームのパフォーマンスを向上”
とある様に、ゲーム内の画質が上がることに加えて動作が軽くなります。
設定は「ソフトウェア・デコーディング」を有効にします。
※ハードウェアデコーディングについてはPCのGPUが対応していない場合グレー表示となって選択できません。
キャッシュの有効化にチェックを入れると、ディスク容量が必要になりますがレスポンスが向上します。
こちらもチェックを入れるのをおすすめします。

この設定を有効にしたところ、動作が軽くなったことに加えて絵がかなりきれいになったように感じました。
重いな~と感じている場合は設定を有効にしてみると軽くなるかも知れません。
ASTCテクスチャはベータとなっています。
動作が安定しなくなった場合は「無効」に戻してください。
フレームレート
フレームレートの設定ができますが、アイギスの場合60以上に上がることはありませんでした。
アイギスでのみ使う場合は変更は不要です。
まとめ
PCで千年戦争アイギスをやると重いと感じることが多々ありましたが、設定を変更してみることでかなり改善できました。
「ASTCテクスチャ」の設定を変えたことが一番大きく変化を感じることができたので、設定していない人は是非試してみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。