今回紹介する漫画はちょっとアブノーマルな恋愛マンガです。
序盤のインパクトが強く一気に引き込まれてからは最後までまとめて読んでしまいました。
巻数も完結まで11巻と程よい長さで丁度いいです。
絵も丁寧に描かれている「あせとせっけん」について紹介します。
- ハッピーエンドで終わる恋愛マンガを探してる
- アブノーマルでもOK
- 付き合い始めてからのストーリーが好き
- ドロドロした展開は嫌い
いつもと違う恋愛マンガ
恋愛マンガですが、キャラクターに特徴があるのでいつもと違った感覚で読むことができます。
最初からキャラクターのインパクトが強いので一気に引き込まれました。
キャラクター
化粧品&バス用品メーカーに勤めるOL・八重島麻子(やえしまあさこ)

汗っかきなことがコンプレックスで恋愛とは無縁。
外見も地味な印象です。
商品開発部の名取香太郎(なとりこうたろう)

石鹸を作っているということもあり匂いに敏感です。
「君の体臭は素晴らしい! 新商品の石鹸開発のため、これから毎日、君のにおいを嗅ぎに来ます!」 と言われることから物語が始まります。

香太郎から匂いを嗅がれることに最初は嫌だと思っていた麻子も、自分が大好きな石鹸作成に役立っていることから協力していきます。

展開が早め
恋愛マンガといえば告白して付き合い始めるまで数巻掛かることも多いですが、「あせとせっけん」は展開が早めです。

付き合い始めるまでに時間がかかる作品が嫌いな方や、付き合い始めてからの出来事を読むほうが好きな方にはかなりおすすめな作品です。
特に、好意に全く気づかない鈍感系や告白だけがなぜか聞こえないことで時間を稼ぐ作品も多いのでそういった事がないのは良いなと思いました。
喧嘩などのトラブルが発生した場合もそこまで引きずらないのも良いポイントです。
恋愛マンガの中には恋人と仲が悪くなってから仲直りまで時間がかかる作品も多いですが、「あせとせっけん」はそこまで長引きません。
より仲良くなるためのイベントとして登場するくらいで、基本的にイチャラブを観ることができます。
ドロドロした展開が苦手な方でも安心して読むことができるなと感じました。
不快なほぼキャラクターがいない
恋愛マンガにはだいたい登場する不快に感じるキャラクターがあまり登場しません。
登場したとしても一瞬です。
ほとんどのキャラクターはいい人が多く好感が持てます。
会社の同僚や家族など良い人が多く、心が暖まることもありました。
評価は分かれそうなところ
個人的に好きな恋愛マンガでしたが、評価は分かれそうなところも。
香太郎がいきなり主人公の匂いを嗅ぎ出します。

主人公の麻子(ヒロイン)も最初は「変態だ!」と言っています。
相手の男性は匂いが好きなキャラクターということで現実だとセクハラとは痴漢とか言われそうな設定です。
こういった描写が苦手な方は1巻で断念してしまう可能性があります。
興味があるけど合うか不安な方はためし読みしてから買うのをオススメします。
S○Xシーンあり(ゆるめ)
学生の恋愛ではなく、社会人が主人公の恋愛マンガということでそういったシーンが登場します。
頻度は高めです。
といっても、テレビドラマや映画ででてくる程度の描写なので一般コミックとして販売されているようです。
電車で読むのはちょっと恥ずかしいかも・・・
そのシーンが来ると外では読みづらいかもしれません。
家族で映画やドラマを見てる時にそういったシーンがくると気まずくなるやつです。
通勤時間、電車で読もうと思っている方は注意してください!
あとがき
絵が丁寧に書かれている漫画で個人的にかなり好きでした。
恋愛マンガは学生が主人公のものばかり読んでいましたが、社会人が主人公のものも良いなと感じることができたので良かったです。
ただ、登場するキャラクターは好き嫌いが分かれそうな印象です。
キャラクターに好感が持てればキレイに完結してくれているのでかなり楽しめるのではないかと思います。
興味がある方はぜひ読んでみてください!
最後までご覧頂きありがとうございました。