異世界に転生するなろう系の作品を読むのは結構好きですが、アニメ化して映像や声有りで見ると無性に恥ずかしくなってきてしまいます。
小説で読んでいた時は楽しく読んでいた作品も、絵がつくとなんか恥ずかしい・・・
そんなことが多く発生してしまいます。
そもそも、何で小説で読むと恥ずかしくならなかったのに漫画やアニメになると恥ずかしくなってしまうのか考えてみました。
また、実際に見て恥ずかしくなったアニメや、楽しく見れたアニメなどを紹介します。
恥ずかしくなる理由
なろう系アニメをみると無性に恥ずかしくなってくる事があるんですよね。
小説を読んでいる時は大丈夫なのに映像になった途端見てられなくなってくることも。
その原因について考えてみました。
共感性羞恥
人の失敗を見ると自分が失敗したように感じて恥ずかしくなってしまう現象ですが、なろう系アニメを見ているとそれが発生しているように感じます。
他人の恥ずかしい行動を観察することによる恥ずかしさの感覚です。一般的な恥ずかしさとは異なり、恥ずかしいイベントに参加することによって引き起こされるのではなく、他の人が恥ずかしいイベントを経験するのを目撃することによって引き起こされます。
Wikipedia(英語)より
なろう系の小説は現代人が何かの拍子に異世界に行ってしまうということでイメージしやすく、感情移入しやすいんだろうなと感じます。
そんな感情移入した主人公が痛いセリフを喋ってると恥ずかしくなってきます。
そんなセリフを堂々と・・・
恥ずかしすぎる><
恥ずかしいセリフを飛ばせない
小説として読んでいる時にも登場する呪文や技名など恥ずかしくなってくるセリフ。
それらのセリフは無意識のうちに読み飛ばしていることが多いです。
実際、たくさんのなろう系小説を読んできましたが技名や呪文はほとんど覚えていません。
これがアニメになると、主人公がかっこいいポーズを決めつつ声優さんが喋ってくれるので嫌でも見せつけられてしまいます。
強制的に中二病セリフを見せつけられている感じがして恥ずかしいです。
主人公だけ変な格好
小説の場合基本的に文字だけなので樹分でイメージする必要があります。
文章の中に服装やキャラクターなど書かれていますが、どんな見た目か想像するのは自分自身なので痛くないものを想像できます。
これがアニメになると映像で見せつけられるので主人公の見た目によっては恥ずかしくなってきます。
周りの人は普通の服装なのに主人公だけ派手な服を着ていると痛々しいです笑
社会人だったのに常識がない
なろう系ではだいたい社会人が転生することが多いです。
ブラック企業で過労死して転生するパターンをよく見かけます。
そんな社会人だった主人公が転生したら常識が無くなっていることが多いです。
またなんかやっちゃいました?
明らかにおかしい部分も気付きません。
恥ずかしくなったアニメ
見ていて恥ずかしくなってしまったアニメを紹介します。
興味がある方は見てみてください。
悶えることができるかもしれません!
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
魔法の呪文が雑すぎてかなり恥ずかしくなります。
他の作品は呪文が考えられていることが多いですが、デスマーチは日本語の早送りを複数重ねる+呪文のような感じです。
もうちょっとどうにかならなかったのか?という状態
原作が「■■■■■ ■■■■ ■■■ 範囲回復」みたいな感じだから仕方ないかもしれませんが、アニメオリジナルでもうちょっとなんとかしてほしかった・・・
1話の戦闘シーンで恥ずかしくなってみるのをやめてしまいました。(笑
ちなみにエンディングはいい曲でかなり好きです。
ソードアート・オンライン
みんな大好きソードアート・オンライン
人気なこともあってか作品数もかなり多いため皆さんも知っているかと思います。
学生時代は小説を読んでいたこともあり好きな作品の一つです。
ちなみになろう小説ではありませんが、もともとはWeb小説だったようです。
実際にネットゲームで遊んでいたこともあるのでなんとなくイメージしやすく、未来のゲームはこうなってほしいなと思いつつ楽しんでました。
今でもたまに見たくなる作品ですが、かなり恥ずかしくなってくる作品でもあります。
ネトゲでそんなセリフ言う?
アニメだから仕方がありませんが、無駄にカッコイイセリフや二つ名が登場します。
- 黒の剣士
- ビーター
- スターバーストストリーム
ただ、実際にネットゲームでそんなことを言っているのを想像してしまうと痛すぎるな~と考えてしまって恥ずかしくなってきます。
なんだかんだアニメ自体は面白く、たまに見たくなってくる魅力のあるアニメです。
個人的には「ガンゲイル・オンライン」が好きです。
面白いアニメ
なろう原作のアニメで面白い作品を紹介します。
たまに恥ずかしくなることもありますが、面白いので最後まで見られることが多いです。
原作も面白いのでぜひ読んでみてください。
転生したらスライムだった件
主人公がスライムに転生してしまい、仲間を増やしつつどんどん強くなっていく作品です。
小説が面白くて好きな作品の一つです。
アニメもかなり人気で2期も作成されています。
途中、主人公のリムルが強そうな技を使った時が恥ずかしくて悶え苦しみましたが全体的に面白いのでオススメです。
人気な小説だからか作画も安定しており、キャラクターも豊富でみんな特徴があるので楽しく見られるかと思います。
ストーリー自体は完結しているので、続きが気になった方は小説で読むこともできるので消化不良になることもありません。
無職転生
2015年に完結している小説で結構昔の作品ですが、ようやくアニメ化されました。
ニートで家族に厄介者扱いされていたおっさんが女子高生を助けたら異世界転生しているアニメです。
よくあるやつですが、作品自体は古いので元祖と言っても良いかもしれません。
主人公が最強というわけではなく、努力して強くなっていく系なので感情移入がしやすいです。
このアニメ、かなり作画が良いです。
作画が良いだけでかなり面白く感じるんだなと思いました。
よく動くアニメは何度でも見返したくなります。
映画かと思うレベルの作画シーンもあるので興味がある方は見てみてください。
ストーリーもしっかりしているので楽しめるかと思います。
ちなみに、アニメは途中で終わってしまっていますが2クール目の放送は決定しています。
2クール目が終わったとしても原作の量的にはまだまだ終わらないと思うので、作品が好きな方は原作を読んでみても良いかもしれません。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
男性を攻略する乙女ゲームに登場する悪役令嬢に転生してしまった主人公が、破滅してしまうのを回避するためにがんばるアニメです。
当然女性が主人公となっていますが、ストーリーが恋愛寄りのアニメなので技名や二つ名が登場しません。
恥ずかしくなる要素がほとんどないのでかなり楽しく見ることができます。
人気だったからかまさかの2期も放送されました。
女性主人公のアニメは全体的に評価が高いのでなろう系が苦手な方でも楽しめるかと思います。
まとめ
なろう原作のアニメは見ていて恥ずかしくなることが多い印象です。
もともと日本で生活していた主人公が異世界に行くということで感情移入しやすく、そんな主人公が恥ずかしげもなく中二病的なセリフを言うことが多いからだと思います。
そんななろう系アニメですが、文字で読むと意外と大丈夫なのでアニメがキツイ方はぜひ小説を読んでみてください。
また、恋愛物や女性主人公の作品は恥ずかしいセリフがあまり登場しないのでオススメです。
最後までご覧頂きありがとうございました。